香港の未公開株(PE)ファンド基匯資本(ゴー・キャピタル)は、急成長を遂げているアジア諸国の資産に対する世界の投資家からの需要を追い風に、10億ドル超の資金を調達し、同社で4番目となる過去最大規模の不動産ファンドを設立した。
運用資産70億ドル超のゴーが約1年かけて立ち上げた同ファンドは、中国、香港、台湾、マカオの不動産に特化した投資を行う。ゴーのマネージング・プリンシパルで資本市場担当責任者のクリスティーナ・ゴー氏は「多くの(国際的な)投資家が初めてアジアに資金を振り向けている」と述べた。
調査会社プレキンによると、アジアに特化した不動産ファンドが今年に入って調達した資金は64億ドル(約6300億円)に上り、さらに多くのファンドが設立される見通しだという。米PEのブラックストーン・グループがアジアに特化した40億ドルのファンドを立ち上げたほか、物流施設開発会社グローバル・ロジスティック・プロパティーズが中国に特化した15億ドルのファンド設立を進めている。アジアに特化した不動産ファンドが昨年調達した資金は78億ドルと、前年の53億ドルから急増している。
不動産サービス会社ジョーンズラングラサールによると、投資家は資金調達の取り組みを強化していることから、アジアにはさらに資金が流入する公算が大きく、2013年のアジア太平洋地域の商業用不動産投資は過去最高を記録する勢い。9月30日時点の年初来投資額は896億ドルと、前年同期比25%増となっている。
その成長を主にけん引しているのは、日本、中国、オーストラリアをはじめとする商業用不動産市場の規模が大きい国々への投資だ。
ゴー氏によると、同社が注力している不動産投資分野の1つは中国の消費セクター、特に「ティア1都市」と呼ばれる大都市の商業施設やオフィスビルで、それらの都市では現地開発業者から「トロフィー資産」を購入できるチャンスが増えるとみている。
ゴーは05年に2億5900万ドルで同社初の中国に特化した不動産ファンドを設立し、その後過半数の持ち分を売却しているが、同ファンドのIPR(内部収益率)は27.5%に達した。
ゴー氏によると、同社の最新のアジアに特化した不動産ファンドのIPRは、前回設立したファンドと同程度の20%前後になる見通し。
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